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[ 240字|2000.1.29|社会 (society)|econoTREND ]
□国内初の複合キシレン工場が完工
ペトロン社がバターン州リマイ町にある同社の石油精製施設内で建設を進めていた国内初の複合キシレン製造工場が完工、間もなく操業を開始する。総工費1億6,100万ペソ、製造能力は日産3,200バレルで、年間14億ペソの収入を見込んでいる。複合キシレンは、繊維やペットボトル樹脂、フィルムなどに用いられるポリエステルの製造に必要なパラキシレンの原料となる。東南アジア地域では、2001年には年間総生産高が1,400万トンに達する見込みだが、依然、60万トンの不足が生じるとみられている。