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　世界銀行は、フィリピン政府が進めるデジタルインフラ拡充事「ナショナル・ブロードバンド・プログラム」の最終フェーズに総額２億8724万ドルを融資する。ルソン地方アウロラ州バレール町とミンダナオ地方ダバオ市にある海底ケーブル陸揚げ地点間を結ぶ光ファイバー網を整備する事業で、特に西ビサヤ地域や北部ミンダナオ地域、ソックサルジェン地域でのブロードバンド敷設網を拡充する。また東部ミンダナオ地域では公立学校や病院などの公共施設に光ファイバーを接続し、各地における無料無線ＬＡＮアクセスポイントを増強する。同事業では気候変動に対応するための素材や設計を導入するほか、次世代ファイアーウォール導入などでネットワークのサイバーセキュリティを強化する。（12日・マニラタイムズ）