SMグループの拡大商業銀行BDOは24日に声明を発表し、世界31カ国の大手金融機関58行が加盟する国際通貨会議(IMC)の次期議長(2025~26年度)に同行のネストール・タン頭取兼CEOが選ばれたことを明らかにした。ベルギー・ブリュッセルでこのほど開催された年次総会で選ばれた。1954年に全米銀行協会の主導で創設されたIMCの議長にフィリピン人が選ばれたのは初めて。現議長はベルギーのKBCグループの最高経営責任者で、2022~23年には米シティグループの会長が就任するなど欧米の金融機関のトップが選ばれてきている。同会議では大手金融機関幹部のほか、国際通貨基金や世界銀行、政府機関や各国中央銀行などの幹部も参加する会合も開かれることになっている。(24日・マニラブレティン)
国際金融会議に 初の比人議長
2025/6/25
経済