国家乳業庁（ＮＤＡ）によると、同庁が今年創立30周年を迎えるにあたり、2025年度の乳製品の国内自給率を2.5％にまで引き上げることを目指している。この目標は国内で乳製品4000万リットルを生産することに相当する。同庁によると、24年の国内乳製品生産量は3239万リットルで前年比11.31％増加している。また、国内の乳牛や水牛、やぎなどの搾乳用家畜頭数も昨年だけで前年比59％増加するなど大幅に拡大している。同庁は昨年、ヌエバエシハ州ジェネラルティニオ町とボホール州ウバイ町、ブキドノン州マライバライ市、コタバト州カルメン町、南アグサン州プロスペリダッド町にそれぞれ国営酪農場を建設している。また、今年７月までにオーストラリアから購入する乳牛600頭以上がフィリピンに移送される。（13日・マニラタイムズ）