レイテ、サマール両島を結ぶサンフアニコ橋(総延長2.1キロ)の老朽化が進み通行車両の重量制限が設けられる中、日本の国際協力機構(JICA)の支援を受けて進めている新サンフアニコ橋(総延長2.6キロ)の着工に向けた設計図の完成が2026年になる見通しだとボノアン公共事業道路相が21日に明らかにした。当初の計画では新サンフアニコ橋の建設が完了した後に現在のサンフアニコ橋の再整備事業を実施する予定だったが、サンフアニコ橋のアプローチ部分の老朽化がかなり進んでいることが最近判明し修繕事業を開始。通行車両の重量上限を3トンに定める重量制限も始めており、東ビサヤ地域やミンダナオ、ルソン両地方を結ぶ交通網に支障を来している。ボノアン大臣によると、修繕事業が進捗すれば今年中にサンフアニコ橋の通行車両の重量上限を10トンにまで引き上げる計画だという。(21日・スター)
新サンフアニコ橋 設計図は26年完成
2025/5/23
経済