コールセンター業界組合コンタクト・センター・アソシエーション・オブ・ザ・フィリピン(CCAP)は、2025年の業界収入は前年比5~7%増加し、最低でも399億ドルに拡大するとの見通しを示した。ただし、24年は同6.8%増加したが、25年度は前年の伸び率を下回る見込み。伸び率が前年度を下回ることになる理由として、同組合幹部は人工知能の進展など新しい技術の導入が進むことで業界のダイナミズムがシフトするなどの技術変革が成長を一時的に遅らせるとしている。一方、25年の業界雇用者数も業界収入とほぼ同じ伸び率で拡大し、今年中に新たに8万~10万人が雇用される見込みだとしている。(22日・インクワイアラ―)
コールセンター収入 25年は399億ドル
2025/5/23
経済