政府系企業・公社のフィリピン港湾庁(PPA)は今年1~3月期の純益が38億8000万ペソと前年同期の17億3000万ペソから2倍以上に拡大したことを明らかにした。総収入も71億2000万ペソと同24%増加した。全国の港湾運営収入が大幅に増加したことに加え、運営経費も32億4000万ペソと同19%減少したことも収益改善に貢献した。同庁は昨年、政府に対する配当送金額が52億ペソと23年の50億6000万ペソを超えて過去最高を記録したが、25年度も記録更新する勢い。同庁は収益の一部を港湾施設の再整備事業に投入しており、最近も東ミサミス州のバリゴアン港の港湾運営管理棟の竣工式を行ったばかり。今年中にさらに南イロコス州カブガオ港やカガヤンデオロ港、カタンドゥアネス港や東ネグロス港などの港湾整備事業も完成させる計画。(29日・スター)
港湾庁1~3月純益 38.8億ペソに倍増
2025/5/1
経済