国内配電最大手マニラ電力(メラルコ)は28日、今年1~3月期決算報告を行い、連結中核純益が111億7000万ペソと前年同期比11%増加したことを明らかにした。連結中核純益に占める配電事業の割合は60%と前年同期の58%から2%ポイント上昇し、発電事業などより本業の配電事業の好調さが顕著となっている。また、発電事業による同純益への貢献割合も前年同期の27%から31%にさらに上昇している。同社は首都圏の他に、ブラカンやカビテ、リサール州の全域に加えて、パンパンガやラグナ、バタンガスやケソン各州の一部にも配電を行っている。パギリナン会長は今年2月、2025年の収益について24年に記録した451億ペソから500億ペソに拡大するとの見通しを示した。(28日・インクワイアラ―)
メラルコ純益 1~3月11%増
2025/4/30
経済