ミンダナオ地方北部東ミサミス州にあるラギンディガン国際空港の民営化事業をアボイティス・グループが4月末までに開始する。アボイティスインフラキャピタルが同空港の拡張および運営事業を着手するもので、第1期拡張事業で旅客収容能力を現行の年間160万人から390万人に、第2期拡張事業では同630万人にまでにそれぞれ引き上げる。同社はボホール・パンラオ国際空港の拡張・運営事業も今年6月までに着手する。旅客収容能力を現行の200万人から2030年までに390万人に引き上げる。一方、運輸省によると、ビリヤール・グループが提案しているイロイロ国際空港再整備事業(事業費211億6000万ペソ)も現在、国家経済開発庁からの承認を得る手続きに入っているほか、ダバオ国際空港の民営化入札手続きも今年6月までに実施される見込み。(8日・インクワイアラ―)
地方2空港の運営アボイティスが開始へ
2025/4/10
経済