中央銀行によると、今年1月単月の外国人ポートフォリオ投資(ホットマネー)が2億8369万ドルの純流出となり、前月12月に記録した4億8737万ドルの純流出より流出幅が41.8%縮小した。しかし、2カ月連続の純流出となった。米国で第2期トランプ政権の誕生による世界経済の不透明感の強まりに加え、フィリピンの2024年経済成長率が5.6%にとどまったことに失望した外国人投資家らが投機的投資を引き上げているとみられている。1月のホットマネー流入額は13億2000万ドルで前月比25%増加していた。このうち8億9609万ドルは財務省証券などペソ建て国債への投資額で、流入額全体の67.9%を占めた。残りの4億2293万ドルは比証券取引所の上場企業に対する株式投資だった。(3日・インクワイアラ―)
1月ホットマネー2カ月連続純流出
2025/3/4
経済
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