農務省のマナロ次官補は、下院議会での2026年政府予算案における農務省関係の概算要求に関する公聴会に出席した際、同省予算が認められた場合には、2026年末までに国内のコメ自給率が84％まで上昇するとの見通しを示した。ちなみに現在のコメの自給率は約77％だという。同省は26年度予算の概算要求額が2161億ペソで、これにはコメ増産プログラムやコメ農家支援事業、ファーム・トゥー・マーケット道路建設事業などが含まれている。マナロ次官補によると、同省は2028年までにはコメ自給率90％の達成を目指しているという。今年上半期の国内コメ生産量は908万トンと前年同期比6.4％増加し過去最高を記録した。（12日・スター）