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英国企業のストロー・イノベーションズは、ラグナ州ピラ町にある２ヘクタールの用地内で稲わらを原料とするバイオガス製造拠点を稼働させた。東南アジア地域農業研究センター（ＳＥＡＲＣＡ）と英アストン大学、英国政府機関のイノベートＵＫとの連携事業で、２億3500万ペソを投資して稲わらからメタンガスやバイオ炭、有機肥料などを生産できるバイオガス製造装置を構築した。年間１万トンほどの稲わらを加工処理する予定で、二酸化炭素の排出量の削減にも大きく貢献できるとしている。同研究センターによると、稲わらを燃やさずに回収してバイオガス事業などで再利用できると、稲作で出る温室効果ガスの24～38％削減に貢献できるとしている。同社はヌエバエシハ州やイサベラ州などの米どころへの進出も検討中。（12日・スター）
稲わらでバイオガスラグナ州で英企業
2025/10/14
経済
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