インターネット接続大手コンバージICTソリューションズは21日、首都圏カロオカン市で完工させたデータセンターが米ニューヨークに本拠を持つ民間のデータセンター評価団体「アップタイム・インスティテュート」から比国内で初のティア3認定を得たことを明らかにした。同社のカロオカン・データセンターは300のサーバーラックを装備し、3メガワットの電力容量を持つ施設。データセンターに関する信頼性と性能を評価するアップタイム・インスティテュートから設計段階でティア3認定を受けており、建設後の評価でも同じ認定評価をクリアした。同社はこれまでに2カ所のデータセンターを建設しているがいずれも自社のデジタルアセットを収容するのが目的。パンパンガ州に1200ラックを装備するデータセンターも建設中で、これも自社向けの設備だが、今後は商業データセンター事業にも乗り出す方針だという。(22日・スター)
データセンター 国内初ティア3認定
2025/7/24
経済