メトロパシフィックウォーター(MPW)はこのほど、イロイロ市とその近郊地域に対する飲料水供給体制を整備するため、国内最大規模の海水淡水化施設建設事業を開始した。総事業費は55億ペソ。イロイロ市ラパス地区のバランガイ(最小行政区)インゴレに淡水化施設を建設する。生産能力は1日当たり6万6500立方メートル。2027年予定の完全操業が実現すれば、住宅や事業所計約40万軒に飲料水を提供できる。同事業に導入されるのは最新の逆浸透技術で、MPW、フランスの多国籍環境関連総合企業スエズ、建設会社JEMCOのコンソーシアムが提携して実施する。(25日・スター)
イロイロ市で 淡水化事業開始
2025/2/27
経済
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