ユーチェンコ財閥の拡大商業銀行リサール商業銀行(RCBC)は2024年度決算報告を行い、純益が95億ペソと23年比13.6%増加したことを明らかにした。消費者ローンが貸付全体の40%を占めるなど好調で、貸付残高が7097億ペソと前年比17.2%拡大したため、純金利収入も425億ペソと同14%まで拡大し、収益を押し上げた。預金総額は1兆200億ペソまで拡大したほか、総資産額も1兆4000億ペソを記録し、前年比9.8%増加した。ユージーン・アセベド社長兼CEOは「データ分析とデジタル技術の向上が2024年の中核利益の引き上げの原動力となっており、2025年もこれらの施策が我々の優先項目であり続ける」と説明している。(26日・マニラブレティン)
RCBC純益増加 24年は95億ペソ
2025/2/27
経済
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