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フィリピン中央銀行によると、昨年１～11月期における同行の純益が1136億ペソと前年同期比約５倍まで拡大して1000億ペソを突破し、統計を取り始めた1993年以降で最高だった。総収入も2783億ペソと前年同期比42.9％拡大した。うち、金利収入が2212億ペソで同22.48％増加した。中銀が過去最高の純益幅を実現できたのは、金利が上昇していたことに加え、国際金市場価格が上昇している中で中銀が金資産の売却を進めたためという。オイコノミア・アドバイザリー＆リサーチのエコノミストのマット・エレス氏によると、2025年には中銀が金利引き下げなど金融緩和政策を取るとみられるため、さらに24年比で収益が拡大することは期待できないとしている。（22日・インクワイアラ―）
中銀１～11月純益 1000億ペソ突破
2025/2/24
経済
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