拡大商業銀行大手メトロポリタン・バンク&トラストは2024年度決算報告を行い、純益が481億ペソと23年比14%増加し、過去最高になったことを明らかにした。これで昨年の自己資本利益率が13%となり、23年度の12.5%から0.5ポイント上昇した。同行の貸付総額の伸び率が銀行業界の平均値だった12.5%を上回る17%増まで拡大したことから、純金利収入が1141億ペソと同8.7%増加した。また、商業向け貸付額が前年比17.7%増加したほか、消費者ローンも同14.4%増加した。一方、昨年の預金総額も2兆6000億ペソと同8%増加したほか、連結総資産も3兆5200億ペソとなり、国内民間銀行の資産規模としては2位。同行は24年末時点で国内支店数が960となり、2300台以上のATM機を展開しているほか、海外30カ所にも支店や代表事務所を設置している。(21日・スター)
メトロバンク純益 14%増の481億ペソ
2025/2/24
経済
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