運輸省は、チェルシーロジスティックス&インフラストラクチャー・ホールディングスが提出していたダバオ国際空港再整備運営事業提案を拒否し、入札実施を検討すると明らかにした。バウティスタ運輸相が先週シンガポールで開催されたアジアインフラフォーラムに出席した際に記者団の質問に答えた。チェルシーによる事業提案が5月27日に運輸省によって拒否されたことから、官民連携(PPP)センターは同事業計画をマルコス政権下におけるPPP事業リストから除外した。同社による事業提案書によると、見積事業費は562億4000万ペソ。アキノ政権下ではダバオ、ラギンディガン、新ボホールの3空港を一括して一つの企業連合体に民営化事業として発注する政府方針を示していたが、立ち消えになっている。(10日・スター)
ダバオ空港民営化公募入札を実施へ
2024/6/12
経済