中央銀行によると、6月単月の外国直接投資純流入額が3億7600万ドルとなり、前年同月比17.8%減で、前年12月に記録した3億5600万ドル以来、6カ月ぶりの低水準だった。米トランプ政権による保護主義政策により対比投資への意欲が投資家の間で減退している。これで1~6月期の外国直接投資純流入額は34億ドルとなり、前年同期比25%減少し、中央銀行の25年度予測の75億ドルの半分以下の水準にとどまっている。6月の外国直接投資のうち、外国人投資家による株式資本からの引き上げが1億8700万ドルと前年同月比で12倍に拡大しており、1億3000万ドルの株式資本流入を上回り、5700万ドルの純流出となっている。(11日・インクワイアラー)
6月外国直接投資半年ぶりの低水準
2025/9/12
経済
