ドイツを代表する複合企業の一つ、シーメンズAGは、フィリピンでの携帯電話機販売に力を入れている。同社は、新機種の導入によって2000年度(1—12月期)には販売台数が10万台に達し、シェア(占有率)は現行の3%から10%に拡大すると予測している。比の携帯電話機販売市場は現在、ノキア社(フィンランド系)、モトローラー社(米国系)、エリクソン社(スウェーデン系)の3社が上位を占め、そのほか、松下通信工業、フィリィプス社(オランダ系)などがシェア獲得を目指し、しのぎを削っている。
econoTREND
1999/12/4
社会



