フィリピン預金保険機構(PDIC)によると、今年1—8月期に閉鎖に追い込まれた国内資本の銀行は20行だった。内訳は、貯蓄銀行(シュリフトバンク)が2行、農村銀行(ルーラルバンク)18行。通貨危機の影響が要因とされている。しかし、PDICは、1980年代半ばに国内で発生した金融危機に比べると影響は「比較的軽度」と分析している。98年度(1—12月期)には商業銀行1行(オリエント銀行)を含む計23行が閉鎖された。
econoTREND
1999/9/14
社会