6日の大蔵省証券(TB)の入札で各種のTBレートは先週に引き続き、軒並み引き上げられた。8月のインフレ率が予測に反し下落したにもかかわらずTBレートが上昇したのは、主として、米国との金利格差を一定枠内にとどめるため。指標銘柄である91日物TBレートは先週に比べ0.058ポイント増の8.616%。182日物が同0.361ポイント増の9.844%、364日物は同0.35ポイント増の10.439%とそれぞれ引き上げられた。
econoTREND
1999/9/9
社会