中央銀行はこのほど、今月の市中銀行への手形の再割引率を対前月比0.991ポイント減の7.75%に引き下げると発表した。今回の引き下げは、先月28日の大蔵省証券(TB)の入札で、指標銘柄である91日物TBのレートが8.75%に下落したことに応ずる動き。市中銀行は、再割引率より上限2%以内の金利で貸し付けることを義務付けられている。このため、同率の引き下げは貸出金利の下落につながる。中銀は、1月2日から6月22日までに計41億6,500万ペソ相当の手形を発行した。(1日・スター)
econoTREND
1999/7/3
社会