エスピリトゥ蔵相は、米連邦準備制度理事会(FRB)が、公定歩合などの引き上げを実施しても、国内経済全体への影響は少ないとの見解を示した。同蔵相は、利上げによる投機的な短期資本(ヘッジファンド)の国外流出が予測されるものの、現地法人などへの株式投資など直接投資の国内流入は依然、続くとみている。また、今後、政府による海外からの借り入れは予定されていないため、「米金利の引き上げは、国内での金利上昇にはつながらない」としている。
econoTREND
1999/5/22
社会