フィリピン・ナショナル・バンク(PNB)は、新たに81億ペソ相当の株式の発行を予定している。完全民営化達成のため、資本金を引き上げることが狙い。主として同行の株主を対象に発行され、株主は所有株2株につき新株1株を購入できる。同行の今年第1四半期(1−3月期)の純利益は前年同期比99%減の330万7,000ペソ。利子所得の減少などで大幅な減益となった。業界では、メトロ・バンクなど国内大手行が同行の買収に乗り出すものと予測されている。
econoTREND
1999/5/18
社会