中央銀行は7日、国内商業銀行の貸出金融資産に占める不良債権(3カ月連続して利息が未払いの焦げ付き融資)の比率は今年6月現在8.95%で、対前月比0.49ポイント減少したことを明らかにした。中銀によると、同月の貸出金融資産額が前月比720億ペソ増の1兆5,900億ペソに増大したため、不良債権の比率が相対的に下がったという。このため、不良債権の比率減少は、必ずしも金融資産の質的向上を意味しないとしている。
econoTREND
1998/9/10
社会