フィリピン小麦粉製粉業者協会の発表によると、今年上半期の小麦輸入量は前年同期比30%減の49万トンであった。フィリピンは米国を中心に小麦を100%海外からの輸入に頼っている。しかし、ペソ安による輸入価格の上昇と消費者がコメに比べ割高なパンの購入を控える傾向にあることから小麦の需要が減少していると同協会は説明している。97年には総量180万トンの小麦が輸入された。
econoTREND
1998/9/8
社会