エスピリトゥ蔵相がこのほど明らかにしたところによると、政府は娯楽ゲーム公社の株式30%を譲渡、民営化する計画。売却は年内に予定され、一定期間後に普通株への転換が可能な優先株を発行、公開入札で行われる模様。同相によると、低迷する株式市場の活性化を図るのが主な狙いという。カジノ・フィリピノのフランチャイズ権交付などを行っている同公社の純益は97年度119億ペソで 証券取引委員会に登録されている国・民営企業5,000社のうち、サンミゲル社、フィリピン長距離電話会社(PLDT)などをしのぎ、純益額で第1位となっている。
econoTREND
1998/8/25
社会