米大手のコンピューター・ハードディスク製造会社のシーゲート・テクノロジーは、予定していたフィリピン進出を取りやめた。代わりに労賃が安く、市場の大きい中国に製造拠点を設ける。同社はセブ・タウンシップ特別経済区に2億ドルで工場を建設し、今年中に操業を開始する予定だった。しかしアジア通貨危機で、大半を輸入に依存する部品が割高になって採算が取れなくなるためフィリピン進出を取りやめた。
econoTREND
1998/8/15
社会