アジア開発銀行(ADB)は25日から2日間、通貨危機の融資分野に与える影響を最小限に抑えるために、これまでに融資したプロジェクトについてその実効性を吟味し、問題の案件があれば中止も含めて検討するために関連書類などの調査を行う。これはADBがメンバー国に対して毎年行っているもので、フィリピンでは大蔵省や経済開発庁などと協力して実施している。ADBは5月から6月にかけて国内の電力セクター改革および大気汚染対策などに5億ドルの融資を計画している。
econoTREND
1998/5/26
社会