エコノミストのベルナルト・ビリエガス氏は在フィリピン米国商工会議所で講演し、「フィリピンはアジア通貨危機の影響を最小限に切り抜け98年の国内総生産(GDP)の伸びは3%になる」と語った。また、「5月11日の選挙結果がどうであれ1999年にはGDPの実質伸び率は5%に達し、今年の為替レートは1ドル=35−39ペソで推移する」と予測した。さらに、「高インフレ率が続き主要貿易相手国米国などとの格差が広がる限り、ペソは向こう5年間で対ドルレートで5%は下落する」とした。
econoTREND
1998/5/2
社会