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世界最大手の米小売り企業、ウォルマート・ストアーズは、フィリピンの小売り業自由化後にユニワイド・ホールディングズを買収する計画。中国系実業家ジミー・ゴウ氏のユニワイド・グループは高貸出金利のため資金繰り困難で、拡張計画の縮小に追い込まれており、ウォルマートとの戦略的提携を決めた模様。ウォルマート幹部は先週来比、ユニワイドの経営状態を視察したとみられる。ウォルマートはユニワイド・ホールディングズの株式６割取得を求めている。中国人閉め出しを目的に1954年に制定された法律により、小売業への外国人の投資は禁止されてきた。業界では、今後２年間に小売業自由化法が成立するものとみている。
econoTREND
1998/3/31
社会
