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ネオン復活も客はまばら アンヘレス市の歓楽街

2021/7/2 社会
アンヘレスの歓楽街フィールズ通り=6月25日夜、石山永一郎撮影

アンヘレスのフィールズ通りではネオンは復活していたが、客はまばらだった

 ルソン島中部アンヘレス市(パンパンガ州)の新型コロナ防疫区分が5月以降に修正一般防疫地域(MGCQ)に緩和されたのに伴い、市中心部の歓楽街フィールズ通り周辺のネオンが復活、ゴーゴーバーやカラオケクラブなどが一斉に再開している。しかし、クラーク空港に到着する国際便はまだほとんど復活しておらず、以前は外国人客でにぎわっていた歓楽街に客の姿はまばらだった。

 アンヘレス市は今年1月にMGCQとなったが、3月の感染再拡大で防疫体制が強化された後、再びMGCQに戻った。現在は夜間外出禁止や飲食店・バーなどの営業規制もなくなっている。

 ネオン街はコロナ禍以前の状態に戻り、フェイスシールドをしている市民もいなかった。20軒近くあるフィールズ通りのゴーゴーバーはほとんどが営業を再開。入り口では若い女性たちが客に声をかけていたが、数人の欧米系の男たちを見かけた以外、客はほとんどいなかった。

 うちの1軒「ワン・トゥー・スリー」に入ったが、客は韓国人とフィリピン人とみられる男性が2人だけ。女性は20代を中心に20人以上がステージの上で所在なげに座っていた。

 店のオーナーのアフガニスタン系比人の男性(27)は「コロナ禍の中で店は1年以上閉鎖となり、ようやく再開できたのは3週間前だ」と話した。店の女性たちはみな「お客さんがいない」と嘆く。

 客の目線の高さのステージで女性が躍るゴーゴーバーは、米兵が好んだスタイルの店で、クラーク米軍基地があった1991年までフィールズ通りは、もっぱら米兵相手の歓楽街だった。しかし、近年は韓国をはじめアジア各国とクラークを結ぶ国際直航便の急増で客の国際化が進み、米軍基地があった時代よりも店の数は増え、比でも随一のゴーゴーバー街になっていた。(アンヘレス、石山永一郎)

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