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タイ国トヨタ自動車の集計によると、３月のタイ新車販売が全体で前年同月比16.7％増の８万4801台だった。３カ月連続のプラスとなった。好調な売れ行きは、メーカー各社による新車発表や販促キャンペーンの展開、輸出の好転や観光産業の成長、農産品の価格上昇に伴う消費者の購買力の向上などが要因とみられる。
３月の新車販売のうち、乗用車は３万3482台と、前年同月比で40.9％の大幅増を示した。商用車は5.0％増の５万1319台で、このうち１トンピックアップトラックは7.8％増の４万1964台だった。
１〜３月期のメーカー別販売上位３社は、トヨタが５万8759台（前年同期比16.3％増、市場シェア27.9％）、いすゞ４万1707台（同14.5％増、19.8％）、ホンダ３万191台（同20.6％増、14.3％）だった。（バンコク時事）
