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中国国家統計局が発表した11月の新築住宅価格指数は、主要70都市のうち55都市で前月に比べ上昇した。上昇した都市は10月より７都市減った。低下は11都市、横ばいは４都市だった。大都市を中心に市況が落ち着く兆しが出始めた。
住宅価格の高騰を抑えるために各地方政府が打ち出した購入抑制策の効果が表れた。前月は指数が上昇していた上海や浙江省杭州など一部の大都市が下落に転じた。北京や四川省成都は横ばいで、広東省深センは前月に続いて下落した。
中規模の都市は緩やかな上昇が続いているが、上昇率は前月に比べて大幅に縮小した。中国の各地方政府は景気下支えのために住宅購入抑制策を緩和していたが、不動産バブル懸念が高まったため10月ごろから抑制に転じた。（共同）
