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ミンダナオ地方スルタンクダラット州で９日、定期バス内に仕掛けられた爆発物を国軍の爆弾処理班が処理し、未然に爆発事故を防いだ。
国軍によると、同州タクロン市バリオドスの検問所でイスラン町行きイエロー・バス・ライン社のバス車内を捜索、爆発物を発見した。迫撃砲弾２発を使用した手製爆弾で、携帯電話で起爆できる仕掛けだった。同時に容疑者３人を逮捕したが氏名などは明らかにされていない。バス会社に対する恐喝目的とみられている。
この騒ぎで驚いた乗客らが乗降口に殺到、多数の負傷者が出たという。
８日にも、コタバト州ミドサヤプ町のかんがい庁中部ミンダナオ事務所敷地内で爆発があった。（10日・インクワイアラー）
