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ミンダナオ地方サンボアンガ半島東部の西ミサミス州の港で、スポーツタイプ多目的車（ＳＵＶ）ばかり34台の密輸が発覚した。
押収された車は日本車のランドローバーのほかメルセデスベンツ、ＢＭＷ、米国車などで、ＳＵＶ車のピカピカの新車。どれも高額な車で、総額では１億５千万ペソ（約３億２千万円）になるという。
警察によると、外国から運ばれてきた34台はまずマニラの港に入り、ミンダナオのいくつかの港に小分けして密輸されようとしていたとみられ、最初の陸揚げ時点で、税関の役人が密輸業者と組んで手助けをしていたのではないかとみているという。「すべての手口が不公正で法律違反にあたる」と国家警察西ミサミス州本部は話している。 （16日・スター）
