ビサヤ地方のイロイロ市では、熱心な信仰グループが17日、12の町と1市に点在する14のカトリック教会を自転車で1日かけて巡礼した。
これは「ビジタ・イグレシア」と呼ばれる聖週間中の「宗教と文化のこころ」を深める恒例行事とされ、自転車はイロイロ市と近くの町が貸与した。
イロイロ市が中心で世話をしたこの企画は、2012年4月に七つの教会を自転車で巡礼したのに続く2回目。
グループは同日早朝、レオン町のセントキャサリン・アレクサンドラ教会を出発、最後は海沿いのデュマンガス町にあるセントアウグスティン教会と近くのチャペルを巡礼し、全行程128キロを無事走り抜けて終了した。訪ねた教会にはバロック建築の見事な建物が含まれていたという。(18日・ブレティン)