フィリピン国内小売り最大手のスーパーチェーン「シューマート」(SM)を展開するSMプライム・ホールディングス社は、ビサヤ地方セブ市にある最大モールの売り場面積をを大幅に拡大し、世界第4位の規模にする計画で、2014年の完成を目指す。
対象のモールは市内サウスロード地区にあり、売り場面積を現在の27万平方メートルから40万9千平方メートルに拡張し、投下資本も60億ペソから85億ペソに増強する。このモールを目玉に、世界中からショッピング客を誘致するのが狙いだ。
新店舗のオープンを機会にセブ市を訪れたハンス・T・サイSMPHI社長は「我々はセブ市における小売業の隆盛を確信しており、プロジェクトを成功させたい」と語った。(2日、ブレティン)