English
ロハス運輸通信長官は、このほど首都圏で開かれたセミナーでミンダナオ地方の農産物の効率的流通のため、同島に複数の大型港新設または在来港の改造を検討していると明らかにした。同長官は比の食糧供給地であるミンダナオと大消費地の首都圏を結ぶ海上輸送路が、前政権が推進したロロ（ロールオン・ロールオフ）船方式では効果が上がっていないと強調。輸送インフラの整備が必要とした。
大型港建設に当たっては港への陸路のアクセスも重要で公共事業道路省と共に計画中という。「ミンダナオから首都圏までの貨物の輸送費が、米国西岸からの海上輸送費より高いのはおかしい」とロハス長官は述べた。比には港が１００以上あるが、いずれも小型で輸送効率が悪いと指摘した。（15日・スター）
