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東ビサヤ地方でのフィリピン共産党の軍事部門、新人民軍（ＮＰＡ）掃討作戦に、３千人にのぼるといわれる国軍予備役が動員される。カトバルガン市にある国軍第８歩兵師団の師団長、マリオ・チャン少将がこのほど、同師団本部で開かれた会合に出席した約５００人の予備役を前に明らかにした。招集される予備役は、戦闘には関わらないが、ＮＰＡについての情報収集にあたることになるという。
予備役は、退役軍人をはじめ国軍大学卒業生や、予備役訓練部隊で訓練を受けた民間人などが対象。チャン少将は、「広く予備役から集めた情報は、われわれで分析し実戦展開に生かしたい」としている。また同少将は、同地方の町村長らにも掃討作戦への協力を呼び掛けている。（26日、インクワイアラー）
