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国家捜査局（ＮＢＩ）は十六日、セブ州最北部ダアンバンタヤン町で町議選に落ちた企業家を殺害した容疑で現役の陸軍軍曹を逮捕した。
容疑者は西ネグロス州に駐屯する陸軍第一一師団勤務で、妻子と一緒に妻の実家があるダアンバンタヤン町からマンダウエ市にバスで到着したところを逮捕された。38口径拳銃を所持していたが、抵抗しなかったという。
調べによると、三月九日、同町内で昨年五月の町議選に立候補して落選した企業家、レナリオ・アロガンテさんが銃撃されて死亡した。被害者の妻がバイクに乗って逃走した犯人の顔を見ており、「犯人が夫を撃った時、至近距離で目が合った。間違いない」と証言した。しかし容疑者はアリバイを主張している。（10日・サンスター）
