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セブ税関はこのほど、日本と韓国から貨物船で到着した八つのコンテナに収納した自動車、オートバイ計三十二台と部品類を密輸品として押収した。一月二十四日に韓国からセブ港に到着した貨物で、品名は「交換用部品」となっていたが、Ｘ線検査装置の映像に完成車のシルエットが浮かび上がった。一月二十六日、今月六日に日本から着いたコンテナ二個は「トラック用交換部品」、同月二十九日の一個は「中古機械・装置」という品名だった。いずれもＸ線検査で車両などが発見された。車両を積み込んだタイヤで囲んだりして隠していたが、同税関では事前に密輸情報を得ていたという。
荷受け人はそれぞれ違っていたが、税関側はＸ線という新兵器の威力に鼻高々だった。（２月29日・ブレティン）
