米国に本拠を持つ世界最大の空冷型ガソリンエンジン製造会社、ブリッグス&ストラットン社(B&S)はこのほど、単気筒ガソリンエンジン製造工場を中国・重慶市からフィリピンに移すことを決定した。中国政府との合弁事業計画では、工場用地コストの上昇により価格競争力を失うことが判明したため。同社とエンジン販売専属契約を結ぶアライド・モーターズ・フィリピンズ社などが比への工場移転を提言していた。B&S社の単気筒ガソリンエンジンの鋳鉄部品は過去40年間、比国内で製造されている。(16日・スター)
econoTREND
2005/5/17
社会