中央銀行によると、市中銀行が企業の外貨預金を担保に貸し出す融資金の未済総額(FCDU)が今年3月末現在で、61億600万ドル分となり、昨年同月末の68億600万ドルに比べ10%減少した。昨年12月末の62億4,200万ドルに比べると2%の減少。中銀では、FCDUの減少傾向は、元金支払いが進んだことと、対ドルレートでのペソ安の進行が要因とみている。同融資金の貸出先は、34%に当たる20億6,500万ドル分が輸出業者、25%は公共事業主体、5%は石油元売り業者となっている。
econoTREND
2001/7/28
社会