比政府は現在、来年度に実施する予定の灌漑(かんがい)整備事業に総額96億ペソの財政支援を日本政府に要請している。日本国際協力銀行(JBIC)に支援を要請しているのは、パンガシナン州のアグノ川統合灌漑事業(86億ペソ)と西ネグロス州のバゴ川灌漑事業(10億ペソ)の2案件。前者が7万800ヘクタール、後者が1万5,000ヘクタールの農業用地を灌漑化する事業。JBICは、パンパンガ・デルタ開発事業(34億ペソ)などを6灌漑事業への計145億ペソの融資で比政府と合意している。灌漑事業に対する融資総額の約70%は日本政府の資金協力。
econoTREND
2001/7/28
社会