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住友特殊金属（本社・大阪市中央区）は16日、パラワン島で事業可能性調査を行っていたニッケル精製工場の建設事業について、フィリピンのリオ・トゥバ・ニッケル・マイニング社と合弁で事業を進めると発表した。新工場の総工費は１億5,000万ドルで、同社の敷地内に建設する。2004年からの操業を目指しており、20年間にわたりニッケル年産１万トン、コバルトが同700トン分の精製が可能としている。住友特殊金属では、事業可能性調査に参加した日商岩井と三井物産に対しても、合弁事業への参加を要請中。事業が始まれば、住友特殊金属の電解ニッケルとニッケル鉄の生産量が現行の５万5,000トンから８万5,000トンレベルに伸びる。
econoTREND
2001/7/20
社会
