トヨタ、三菱など国内で操業中の自動車組立各社は、ノックダウン車(現地組み立て車)の輸入部品に対する関税を10%に引き上げた大統領令に困惑している。これは2001年1月15日に前大統領が出した大統領令334号。従来は3%だった同部品の関税率を10%に引き上げたもので、発令当初から業界から不満の声が上がっていた。同令の作成過程で誤ったものがそのまま見過されたとの見方が有力だが、即座に修正されないと、国内での完成車販売価格が5−8%値上がりすることになるという。
econoTREND
2001/2/9
社会