ピリピノ・テレホン(ピルテル)はこのほど、主要債権者の丸紅と、負債返済プランを変更することで基本合意に達したと発表した。年末までに正式調印する見通し。新プランは、ピルテルが今年6月に債権銀行との間で結んだ取り決めに準じ、①負債の一部を親会社であるフィリピン長距離電話会社(PLDT)優先株との交換が可能なピルテルの優先株に変更する②残りは丸紅が再度、貸し出す——といった内容になるもよう。丸紅はピルテルに対し、ミンダナオ島での地上電話回線敷設事業費として総額2億7,900万ドルを貸与している。
econoTREND
2000/10/26
社会