メトロ・パシフィック社は、保有していたフィリピン長距離電話会社(PLDT)の全株式(持ち株比率7.9%)を親会社である香港のファースト・パシフィック社に売却した。売却価格は121億ペソ。ボニファシオ基地跡での「グローバル・シティー」など各種不動産開発プロジェクトの資金調達が目的。メトロは、不動産部門に集中する経営方針を打ち出しており、同部門以外の株式を次々に売却している。ファーストはPLDTの持ち株比率を24.6%に引き上げたことになる。
econoTREND
2000/7/15
社会